確率は、自分たちの生活の中でよく使用されている。しかし、確率を利用するには、しっかりと理解しておかなければ利用することはできない。そこで実際に確率を求める場面では、数学的活動を取り入れながら実験し、深めていった単元。
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ICT機器を使って、世界の美しい景色や身近な世界の国をまとめたり、発表したりする学習を通して、情報活用能力や社会科の資料活用能力を高めることを目指した研究をおこなった。 |
翔南中学校では、ソーラーパネルや風力発電装置が設置されており、この学校生活に生かされている電気や発電について学習を進める。特に身近な発電の特徴について着目し、調べ学習や簡単な実験等を通して様々な発電方法を追究する。
本時では、追究してきたことを多角的な視点から見て最適な発電方法について話し合い、今後の発電方法はどうあるべきか考えを深めていく。
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初めはお金をかせぐことを目的に動物と友達になってきたキツネが、オオカミと出会い、「それが本当の友達か」とどなられ、真の友情とは何かを考える。そのときのキツネの心情を考えることで、本当の友達とは利害関係ではなく、安心して何でも話したり遊んだりできる存在であることに気づき自分も友達と互いに理解しあい、信頼し合える関係を築こうとする道徳的実践意欲を高める。 |
主人公の今まで育ててきた牛への思いを確認したうえで、「いただきます」「おいしい」という言葉に注目して考えることを通して、自分たちも、毎日食べている食材から大切な命をいただいていることに気づき、一つ一つの生き物の命を尊重する気持ちを育てながら、食べ物に感謝して食事をしていこうとする道徳的実践意欲を高める。 |
禁漁区域外でワカサギをとり、同級生の父から注意されたことや、主人公がとったワカサギを食べる父親の態度の変化から、法の抜け道を考えて、自分の利益だけを追求してしまったことに気づいていく主人公の心情に迫ることで、法やきまりを違反さえしなければ何をやってもよいのかを考え、目先の利益にとらわれたり、自分の都合のいいように解釈したりせず、生活しやすい社会をつくっていきたいという道徳的心情を高める。 |
交際相手の進路選択が自身の影響を多分に受けていることに戸惑う主人公の気持ちに寄り添い、二人がよりよい男女交際を目指すためにはどのようにしたらよいかを考えることで、異性に対する理解を深め、相手の人格や考えを尊重し、お互いが高め合えるように努力したいという道徳的心情を高める。 |
アルツハイマー型認知症を患った祖母の施設入所の際、祖母を思い、涙を流す「私」の気持ちを考えたり、自分自身や家族の「延命治療」について考えたりすることで、家族のことをより深く考え、家族への愛情を深めるとともに、家族の一員として、家族生活を充実させようという道徳的な実践意欲を高めることができる。 |
日本領事館としての立場、自らの職の剥奪、あるいは、罪人として扱われるかもしれないといった大きなリスクが伴うことも顧みず、目の前のユダヤ人の命を救うために必死に行動した杉原氏。彼の生き方について考えることを通して、温かい人間愛の精神を深め、互いに尊重し合う関係をつくりたいという道徳的心情を高める。 |
「道はいつもひらかれている」を読み、筆者が考える「道を切り拓くために必要なこと」とは何かを考え、共感できることや理解できない内容について話し合う。その中で、自分の意見に自信をもったり、新しい考えに気づいたりして、今の自分に必要な思いをもてるようにすることで、常に高い理想を求め、目標実現のために努力し続けようとする道徳的実践意欲を高める。 |
集団生活を送る中で、その一員としての役割を考え、誇りをもって行動することの大切さに気づくことで、自分の存在価値や仲間の存在価値を認めつつ、集団の一員として充実した生活を送ろうとする意欲を高める。 |
クリスマスを相手と幸せに過ごしたという思いから、自分の大切なものを失ってでも相手のために贈り物を買った主人公二人の行動と、その気持ちを考えることを通して、人を思いやり、人のために行動することが尊いものであることに気づき、相手を思いやる行動を取りながら、人生を歩んでいきたいという道徳的心情を高める。 |
過去の過ちに対する償いの気持ちで美化委員の仕事に取り組む主人公の心情に迫り、後ろめたい気持ちはありながらも新しい自分、強い自分に生まれ変わろうとする主人公の心の葛藤について考えることを通して、自分自身のもつ弱さや醜さと向き合い、それらを乗り越え克服しようという道徳的実践意欲を育てる。 |
病院の待合室でドアを開けられずに困っているけが人に、素直な気持ちで親切ができない自分と、相手を優しく思いやろうとする自分とが心の中で葛藤する経験を通し、いつかわたしにも何気なく親切ができる日がくるといいなというよりよい生き方を目指そうとする気持ちを考えることで、自分の心にある弱さを見つめ、自己のよさに気づき、そのよさを伸ばし生かそうとしたり、よりよい生き方を目指そうとしたりする道徳的心情を高める。 |
部活動に行き詰まりを感じ、充実感を味わえなくなってやめてしまったが、その後時間をかけ悩みながら、別の活動で自分磨きをしていく主人公の変化をとらえることを通して、周囲の価値観にとらわれず、自分に大切なことを自分のペースで探し、自分らしさとは何かを考える道徳的な思考・判断力を高める。 |
人は誰しも、苦しいときやつらいときは自分のことばかりを考えてしまいがちである。けがをさせたS君の母親の涙の意味を考えたことをきっかけに、相手のことを思うことの大切さに気づいた主人公の私の気持ちに共感させることを通して、苦しいときでも相手のことを考えて行動しようという道徳的な実践意欲を高める。 |
自身の経験をもとに老紳士と老婦人の状況を想像し、二人の気持ちが少しでも軽くなるような心づかいをする岩崎さん。その対応ぶりは、人は互いに支え合っていくものであるということを具現化したものである。そして、思いやりとは相手の立場を想像し気持ちをくみとることであるということをその言動で示してくれる岩崎さんの姿を通して、他の人々に対して感謝と思いやりの心で接しようとする道徳的心情を高める。 |
自然教室の実行委員に立候補した主人公が、部屋割りを上手く決められず、実行委員をやめようとするが、父が町内のお祭りの運営に「自分も楽しみたい」という気持ちで取り組んでいることを知る。この資料における主人公の気持ちの変化をとらえることで、奉仕的な活動は、気持ちのもち方次第で楽しみになることを自覚し、自分だけでなく相手にとっても気持ちのよいものであることに気づき、進んで人のために役立とうとする道徳的な実践意欲を高める。
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中学生が、突飛な行動をしながらも地下鉄でお年寄りに席をゆずる行為から、思いやりを表現することの大切さを考える資料である。思いやりをもつことは大切だが、思うだけでなく実際に行動に移した中学生の姿にふれることを通して、よりよい社会の実現は一人一人の行動によって成り立つことを知り、積極的に行動しようとする道徳的実践意欲を高める。 |
遠い町までビールを買いに行かせたチェトリ君が、3日間帰ってこないことで、お金を持ち逃げしたのではないかと疑うが、無事に帰って来たチェトリ君の純粋な心に触れ、自分の弱い心を反省し、人を信じることの大切さに気づく主人公の心の動きを考えることで、人を信頼し、互いに尊重し合って生きていこうという道徳的心情を高める。 |